自分の声でミサイル発射!「ゴジラ・ナイト」イベントレポート
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2018.06.01
ブログ

先日の記事でご紹介したイベント「ゴジラ・ナイト」が大盛況のうちに終了しました。今回は当日参加できなかった方にも会場の雰囲気を味わっていただくため、イベントレポートをお送りします。
「ゴジラ・ナイト」は(おそらく)世界初となるHoloLensを屋外で活用したイベントです。
参加者は日本に上陸したゴジラを迎撃する特殊部隊の一員となり、ミサイルを駆使して日比谷で迎え撃ちます。
前半、参加者一同がテントに集まり案内人役の司令官2名にHoloLensの装着方法を教わりながらMRを使って迎撃作戦の内容説明を受けます。

すると突然警報が鳴りだします。「ゴジラ接近!!間もなくゴジラが日比谷に到着!!」いよいよ後半パートへ突入です。
当社はこの後半パートで使われたHoloLensアプリケーションの作成を担当しました。
後半は特設ステージへ移動します。

人通りの多い立地とゴジラのコラボ、参加者が全員HoloLensを被っているという不思議な光景に足を止める方も多く、会場は常に見物客で溢れかえっていました。

写真は会場のステージ側から見た風景です。一見何の変哲もない風景ですが、HoloLensをかけた人にだけ、ビルの合間からゴジラが現れる様子を体験することが出来ます。
これはプレス向けに公開されたイメージ映像ですが、HoloLensをかけている方々にも同様の体験をしてもらうため、予め高性能レーザースキャナを使って会場の周辺環境をスキャン・モデリングしました。それに加え、ステージからゴジラが出現する距離を正確に合わせることによって、ゴジラが左のビルの陰から姿を現す表現を実現しています。
また、HoloLensのシェアリング機能を使用しているため5人の参加者が横一列に並んでいても、実際にそれぞれの位置から違和感なくゴジラを見ることができるように調整しました。
さらに、Microsoft Azureの音声認識の機能も盛り込んでいます。イベントのとあるタイミングで「ミサイル発射!」という言葉を発するとサーバー側でその言葉を認識しイベントの内容が少しだけ変化するのです。



参加者の皆さんは恥ずかしがることもなく、司令官と一緒に思いっきり叫んでくださいました。中には自前で迷彩服を用意してくださる方までいらっしゃいました!
またいつかこのようなイベントを開催できることを願いつつ、その時には更にパワーアップしたものをお届けできるよう、弊社も努力してまいりたいと思います。
参加してくださった方々が皆楽しそうにしてくださり、関係者一同、頑張った甲斐がありました。イベントにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!予想以上の参加申し込みがあり、関係者一同驚いております。
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